2020-11-05 / 最終更新日時 : 2020-11-16 CiaoBella 本ハドリアヌス帝の回想4ー自己について ハドリアヌス帝は自己について内省したとき、それが曖昧な形をしていることに驚くと言います。「何ひとつとしてわたしを説明するものはない」ー。 Mais l’esprit humain répugne à s […]
2020-11-04 / 最終更新日時 : 2020-11-16 CiaoBella 本ハドリアヌス帝の回想3ー 故郷 ハドリアヌス帝誕生の地には二つの説があります。イタリアのローマもしくはスペインのイタリカ(セビリア近郊)。この小説では後者のイタリカとされていますが、皇帝は故郷に関する自身の考え方として以下のように述べています。 Le […]
2020-11-03 / 最終更新日時 : 2020-11-16 CiaoBella 本ハドリアヌス帝の回想2ー テルマエ・ロマエ はやくも硬い文章に疲れてきました…。頭を柔らかくしようと思って、久しぶりに取り出したヤマザキマリさんの『テルマエ・ロマエ』。ふだんマンガは滅多に読まないのですが、こちらは本屋で見た瞬間、石膏デッサンが描かれたような表紙に […]
2020-11-02 / 最終更新日時 : 2020-11-16 CiaoBella 本ハドリアヌス帝の回想1ー 忖度嫌い 帝政ローマ時代の最盛期、五賢帝の一人といわれるハドリアヌス帝。 正義を愛する偉大な皇帝だったのか、残虐な専制君主だったのか。 その統治の歴史的な評価は大きく分かれるようですが、 基本的にはそれまでの領土拡大方針を変更し、 […]
2020-11-01 / 最終更新日時 : 2020-11-16 CiaoBella 本ハドリアヌス帝の回想 パリに行ったときの楽しみのひとつは、セーヌ川左岸のGibert Geuneをのぞくこと。去年の11月に行ったとき、ふとこの1冊が目にとまりました。 『Mémoires d’Hadrien(ハドリアヌス帝の回想)』 存在は […]